2016/07/17

I'm gonna laugh you right out of my life.

ハードな日々が続く。
同僚の看護師からY先生が元気が無い、辞めるかも、友人からお誘いを受けているらしいと聞いて、そうなっても暖かく見送ろうとかねがね思っていたのにひどく落ち込んでいる自分に意外な気がした。
どうして僕には人望がないんだろう、人が集まらずに去っていくばかりだと思えばやるせなく、むしろ自分が去ってしまえばいいのだろうかなどと何の解決にもならない思いつきも浮かぶ。
でも昨日ふと気が付いた。僕は一人でいるのが好きで、もともとそのほうが楽に過ごせるタイプだ。だから自分でも知らないうちにひとを排斥してしまう。その結果ひとは居心地が悪くなり去っていくのだろう。自分で他人を排斥しておきながらその結果に呆然とするのは、考えて見ればおかしい。

僕は晩年の母から「あなたはあまり感情を表に出さなかったけれども印象に残ったことがある」と告げられたことがある。それは僕自身忘れていたことだが小学校4年の時、僕が一番好きだった、そして毎日のように家に遊びに行っていたT君に何かの拍子に「だって僕達親友じゃないか」と言う僕の言葉に「え?そんなふうに思ってくれていたの?ありがとう」と茶化されて、ほかの二人の手前、猛烈に恥ずかしく、僕は自転車を漕いで家に帰ってくるなり母親に、「人間は所詮ひとりなんだ」と叫んだらしい。もともと僕はむしゃぶりつきたいほどひとに甘えたいくせに裏切られて拗ねてしまう。それはそんな小学校の時の体験と関係があるのかもしれない。


最近Keith Jarrett & Charlie Hadenの"I'm gonna laugh you right out of my life"が耳についてはなれない。Jazzのスタンダードナンバーで、ナット・キング・コールなんかが吹き込んでいる。キースの演奏に歌はないけど歌詞を探して訳してみた。今の心境に関係があるようなないような。



I'm gonna laugh you right out of my life,
Laugh, and forget this affair
Guess I was foolish
To care.

最初からきみなんていなかったと
笑って忘れてしまおう
気にしていた僕がばかだったんだ、たぶん

So I'm gonna dance you right out of my dreams,
Try to be carefree and gay
I guess I'll learn to play
The part.

そのかわり僕は夢のなかで君と踊ろう
できるだけ気楽にそしてほがらかに
ちゃんと演じきれるように努力するよ、たぶん

'cause when our friends begin that
Heartless rumor,
I know I'll really need my
Sense of humor.

だってともだちがあの心ないうわさ話を始めたら
ユーモアのセンスで乗り切るしかないだろ

I'm gonna laugh you right out of my life,
Make it a beautiful joke.
No one will know you broke
My heart.

きみのことは笑って忘れてしまおう
ちょっと笑えるいい思い出にしてしまおう
きみが僕の心をこなごなにしてしまったことは誰も知らない

But if I find you and I
Really meant that last goodbye,
Then I'm gonna laugh so hard,
I'll cry.

でもきみに会うのはほんとはあれが最後だったと
言わなくちゃならないとしたら僕はおもいっきり笑って
そして泣くだろう

But if I find you and I
Really meant that last goodbye,
Then I'm gonna laugh so hard
I'll cry.

でもきみに会うのはほんとはあれが最後だったと
言わなくちゃならないとしたら僕はおもいっきり笑って
そして泣くだろう










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