2013/11/05

二度目の転びバテレン

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使用中のMac Proはもうすぐ6年になります。
購入時に4GBのメモリーを搭載してBootCampでWindowsを動かしていました。
買ってしばらくは何の問題もありませんでしたがある時期から使用中突如として無限再起動ループに陥るという悪夢に見舞われ
アップルサポートセンターの勧めでさんざんいろんな試みをするも解決せず
ようやくネットでみつけたあるひとの情報で電源ユニットが原因とわかりユニット交換で乗り切るも、
二年後には再び同じ悪夢が発生。サポートセンターに他の場所は触らなくていいから電源ユニットだけ交換してと言ってもなかなか理解してもらえず
最終的に「それで治らなくても自己責任だから」と言ってようやく交換してもらってリカバーするという得難い経験を経て
最近はヘビーな画像処理のあとなど、ただフォルダーを開くだけでプログレスバーの動きをぼんやりながめて過ごさなければならないという笑うに笑えない状況です。

シルキーピクスでもかなり重たかったけどプラグインのNik Collectionを載せたPhotoshop CS6は激重で
Analog Efex Proで1枚フィルターをかけるたびに作業を中断してiPhoneでネットサーフィンする日々。
もうあと2ヶ月もすれば新しい激速のMac Proが登場するらしいのですが。

しかし私としてはBootCampでWindowsを動かすのはもう懲り懲りという感じです。
BootCamp上のWindowsはバックアップとそれに関連した復元も出来ないし(これがBootCamp自体の問題だとわかったのは何年も経ってからでした)
そもそも動きが遅いのはフルコア使えてないんじゃないかと疑心暗鬼。
実際Windowsばかり使っていて、結局アップル用に用意したiWorkなんかほとんど使わなかったし・・・。
一体何のためにマックを買ったのかと自責の思いに駆られる中年男の背中にヒタヒタ忍び寄る秋の夕暮・・・。

えーい、こうなったらPCをリニューアルだ!リニューアルったらリニューアルだ!
と言いたいのは山々だけど、いろんな有料アプリをアンインストールして新しいPCにライセンスを移行したり再インストールしたりデータを移設したり設定をしなおしたり
ブラウザ環境を引き継いだり機器を接続しなおしたり、あぁぁぁ、もう考えただけでもうんざりする。
・・・・・・・・・・・。

しかしやらねばなるまい。
Photoshopだけならそんなに重くはないんだ。
だけどなぜプラグインにこだわるかというと
シルキーピクスのころは一枚の写真を仕上げるのにいろいろタッチやトーンを加えた行程をセットにして保存していました。
それを次回以降の写真に次々当てはめてピッタリ来る感じを探して
さらにそれをブラッシュアップして新しいセットを作るということをしていたわけです。

今眼の前にある新しい写真を自分がどんな風に仕上げたいかが最初からはっきりわかっているなら
その目標に向かってまっすぐ調整していけばいいんです。
でも実際には「こうではない」だけがはっきりしているのに、「こうあるべきだ」がわからないことのほうが圧倒的に多い。
それを全部イチから律儀に組み立てていると途中でどこへ向かうべきかがわからなくなる。
既存のセットならあれこれ乗っけている内に割合早くイメージが決まりやすい。

さてPhotoshopです。
Photoshopは何でもできる。何でもできるけどできることが多すぎて何をしたらいいのか、途中で途方に暮れてしまう。
それが僕にとっての難点でした。でもそこに現れたのがフィルターという救世主です。
フィルターなら「あ、この写真はこうなりたがってるんだな」というふうに着地点を見つけやすいのです。

着地点を探すためにフィルターを軽々と使いたい。でもこのマシンでは無理だろう。
もともとこのMacPro Early2008モデルは電源ユニットに問題を抱えているらしく
今機嫌良く動いていてもいつまた無限再起動ループに落ちるかわからない。
その都度5万円も払うのは馬鹿らしい(アップルに電源ユニット交換を頼むと5万円なのです)。
来年は消費税も上がるしと自分に言い聞かせて
この二日間かけて最近のBTOのトレンドを調べて今日は日本橋へ行ってサクッと決めてきました。
マックを離れるのはこれが二回目だな。
二週間後に新しいウインドウズマシンがやってきます。

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